グラモフォン誌 2004年5月号から
バレンボイム シカゴ交響楽団の音楽監督を2006年10月に退任。
バレンボイムの任期は15年。CSOの商業的活動(non-artistic activities)と彼の音楽方針が合わなかったとした彼のコメントを出した。CSOとは1969年から続き翌1970年には既に指揮台に立つ。同年、ドヴォルザーク(デュ=プレ)の録音を手がけ、1989年にはショルティの後任として1991年からの音楽監督に選ばれた。(記事終わり)
この後、2010年からムーティがCSOの音楽監督を務める。
ケント・ナガノ モントリオール交響楽団の音楽監督に2006年から就任が決定。
フランス国立リヨン歌劇場(1988年-1998年)、ハレ管弦楽団(1991年-2000年)の音楽監督を歴任。シャルル・デュトワが2002年4月にパワーハラスメント、及びリーダーシップの欠如により辞任させられた後を埋める。(記事終わり)
なお、デュトワがモントリオール交響楽団の指揮台に再び戻ったのは2016年2月のようだ。
また、ケント・ナガノの後、リヨン歌劇場は現在大野和士が主席指揮者を務める。
ジュリーニ 90歳の誕生日
5月9日に90歳を迎えたジュリーニ。1964年にロンドン、ロイヤルフェスティバルホールにてライブ録音されたベルディ、レクイエム(フィルハーモニア管弦楽団、リガブーエ、バンブリー)がBBC Legendから5月3日にリリース。これはBBCテレビにて放送されたものを再録したもの。同第2弾として翌月にシューベルト、グレイト交響曲が発売。(記事終わり)
その後2005年に死去したジュリーニだが、90歳になってなお、関連CDが販売されるなど人気は衰えていなかったことが判る。
なお、現在ではDVDも販売されているようだ。
ジュリーニのグレイト。