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Opus.92

LPレコードの感想など。

リッカルド・ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団 ベートーベン交響曲第7番イ長調作品92

ムーティの冷静に隅々まで計算しつくされた音楽への意識は、冒頭から強く感じられる。フィラデルフィア管もそれに時間的余裕を充分に持ちながら対応しているところに当時のレベルの高さを伺うことができる。

圧巻の第1楽章に続き、第2楽章の弦楽演奏の微妙な音の揺れ具合などは美しく劇的でもある。ただ、特に第3楽章では全体的にはリズムが軽く流れすぎるように私には感じられ、それが全体の構成上釣り合いが上手く取れていないように感じられ、集中力を持って聴くことができなかった。

一転、第4楽章ではオーケストラの活力が復活しており、録音日が異なるのでは?と思われる。音の採り方や味付け方も異なるようにも聴き取れる。 

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