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Opus.92

LPレコードの感想など。

ハイティンク指揮ロンドンフィルハーモニー管弦楽団 ベートーベン交響曲第9番ニ短調作品125

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ついにハイティンクのベートーベン交響曲全集も第9に到達。第1楽章が12面に、第2、3楽章が13面に、第4楽章が14面に収められている。
第9の魅力はなんと言っても、第1、2そして3楽章の非常に対照的的であり充実した音楽にある。ハイティンクの研ぎ澄まされた繊細さは第2楽章の躍動するリズム感、さらには丁寧に伴奏を効果的に響かせる。ロンドンフィルの非常に柔らかくしなやかな弦楽器の音色を見事に引き出しており、なんとも言えない高い気品を漂わせる。録音が1976年5月ということで、ハイティンクが同楽団の主席に着任してから10年を超えていることになるが、その充実した関係をうかがうことができる。